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    ● 消費者金融の融資成約率下がる〜貸し渋りが始まるのか? <NHKおはようニッポンニュース2007.5.14>

大手消費者金融4社に対して新規の融資を申し込んで実際に契約が成立した割合は、ことし3月は44.1%と、1年前に比べて17ポイント余りも低下しました。このうち最も割合が低い「アイフル」は35.6%と、10人のうち6人が融資を断られた形です。これは、法改正によって、2年後をめどに、貸し出し金利の上限が引き下げられるほか、1人当たりに貸し出せる総額も年収の3分の1に制限されることから、各社が経営環境の悪化を見込んで返済能力など貸し出しの際の審査を厳しくしているためです。貸金業界の上限金利の引き下げなどをめぐっては、金利の負担が軽くなり、多重債務に陥る人が減ると期待される一方、融資を受けられなくなった人が増加して、ヤミ金融の被害者が増えるのではないかという懸念も出ています。新規融資の絞り込みが現実のものとなったことで、ヤミ金融の取締りの強化や多重債務者の相談窓口の整備などを早急に進めていくことが課題になります。