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   ●  2008年、大手銀行、カードローンを強化

企業向けの貸し出しが伸び悩むなか、大手銀行各行は個人向けの業務を強化するため、消費者金融より借り入れ金利を低めに設定したカードローンの取り扱いを始めるなど、カードローン事業を相次いで強化しています。このうち、「三菱東京UFJ銀行」は、先月からグループ傘下の消費者金融「アコム」と提携し、個人向けの無担保カードローンの取り扱いを始めました。カードローンの借り入れの利率は、年6.5%から15%と、消費者金融会社よりも低めに設定しています。また、「三井住友銀行」は、グループの消費者金融「プロミス」と提携して、カードローン事業を展開し、ことし10月から金利の下限を従来より2%低い6%に引き下げたほか、「みずほ銀行」も大手信販会社の「オリエントコーポレーション」と組んで事業を進めています。カードローンなどをめぐっては、法改正によって2年後をめどに貸し出し金利の上限が引き下げられるため、貸し倒れのリスクが少ない優良な顧客を獲得しようと、金融機関の間で競争が激しくなっています。こうしたなか、大手銀行各行では、比較的収入の多いサラリーマンや住宅ローンの利用者など新たな顧客を開拓し、カードローンを収益の柱に育てていきたいとしています。  NHKニュース 12月30日 12時18分